もるぞうの不労所得1,000万円への道 (米国株・太陽光・不動産投資)

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AT&T【T】配当5.4% 自動車モデムでIoTの波に乗る世界一の通信会社

こんにちは。もるぞうです。

 

今回は米国株の中でもかなりの高配当で、配当目当ての投資家に人気の高いAT&T【T】の銘柄について分析します。分析第8弾です。

 

アメリカの通信会社といえば、AT&T、ベライゾン、TモバイルUS、スプリントの4社。

簡単に4社の特徴を表すと下記のとおりです。

  • AT&T 売上ナンバー1の巨人。
  • ベライゾン 売上ナンバー2の巨人。
  • TモバイルUS 新規加入獲得数で絶好調。
  • スプリント ソフトバンク傘下で現在一人負け中。

いちばん元気があるのはTモバイルUSで、AT&Tとベライゾンは売上規模は大きいが、通信事業では大きく売り上げ成長が期待できないいわば成熟した企業となります。

それゆえこの2社は高配当としても有名です。

 

AT&Tとベライゾン。成熟企業として成長戦略も似たような感じになっていますが、微妙に差がありますので、その点に着目のうえ、今回はAT&Tについて記したいと思います。

 

AT&T【T】の概要

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あの有名なグラハム・ベルが設立した電話会社が前身。

AT&Tとは旧社名であるThe American Telephone & Telegraph Companyの頭文字をとっています。

AT&Tの経緯は複雑です。

詳細は省きまずが、市内電話から長距離電話までのすべてを握った独占企業であったため、国により解体され、そのうちのひとつであった地域電話会社から逆買収されるという経緯をたどっています。日本のNTTの分割に少し似ていますね。

 

AT&Tの輪郭をIRページから拾ってみます。

  • 世界一の通信会社
  • 161B USD(16兆円強)の連結売上
  • 過去5年で140B USD(14兆円強)の設備投資
  • 1億5700万人の通信事業カスタマー(米国・メキシコ)
  • 4700万のテレビ契約
  • 300万のビジネスユーザー

まさに巨大企業です。

 

ただし通信事業はそう明るくありません。

携帯電話は行きわたり、一人あたりのデータ使用量はうなぎのぼりなのに一人当たりの売上は伸びません。

ベライゾン、TモバイルUSとの激しい競争があるからです。

 

そこでAT&TはコンテンツとIoTに次なる成長戦略を見出そうとしています

 

まずコンテンツ。

衛星放送サービスを提供するディレクTVを買収しています。多チャンネル放送サービスとして全米とラテンアメリカで事業展開しています。

現在はアメリカ人に人気のNFL(アメリカンフットボール)の独占契約を結んでいて、強力なコンテンツを有しています。

またニュース専門チャンネルのCNNなどを有するタイムワーナーに対して合併提案をするなどの積極姿勢を崩していません。

 

次にIoTです。

通信業界は次の規格である5G競争へと突入しています。

「同時多接続」「低遅延」「速度向上」を実現する5G通信網の整備に各社躍起となっています。

中でもAT&TはIoTを見据えて自動車向け通信モデムに力を入れています。

2017年は1億アクセスを達成したようで、自動車モデムの契約数が新規携帯加入者を超えた模様。

車載搭載モデムという新たなデバイスを獲得している点は、非常に頼もしく思います。

 

AT&T【T】の基本データ

ティッカー:T

本社:テキサス州 ダラス

Beta:0.42

※安定した値動きです。配当銘柄として安心。

EPS:4.76

配当:1月、4月、7月、10月の年4回

※ちなみにベライゾンコミュニケーションズ【VZ】と同じ日に配当されます。こんなところでも競り合っているのが、いかにもアメリカ企業っぽいです。

配当利回り:5.4%

※実にうれしい高配当です。

 

AT&T【T】の売上と純利益

<百万USD>

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売上成長は鈍化しています。

今後、エンターテインメントコンテンツ&IoTでどこまで成長を継続できるかがチェックポイントとなると思います。

 

世界一の通信企業という座に甘んじず、コンテンツ企業の買収やIoTデバイス獲得など果敢な経営をみせています。

携帯通信企業としての安定と果敢な経営という両面を持つAT&T。

 

”収入の複線化”を支える高配当銘柄として、大切に育てていきたいとあらためて思いました。

 

★ライバルのベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】はこちら