もるぞうの不労所得1,000万円への道

好きなだけ旅することを目指して、不労所得年収1,000万円を狙います。主に米国株投資を中心にして不労所得を積み重ねます。

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投資目的とリスク許容度を明らかにして、β(ベータ)値をチェックしよう

今日はβ(ベータ )値について記します。このベータ値、自分の投資目的とリスク許容度が決まっている人にとっては非常に便利なチェックツールとなります。

 

ベータ値とは株価のブレ幅リスクを測る指標

ベータ値とは、市場の動きに対する個々の株式の価格の変動に関する感応度のこと。平均株価指数などと比較した個々の企業の株価変動の激しさを表すデータのことを言います。ここで言う市場の動きとは、日本株であればTOPIX、米国株であればS&P500などの市場平均を指します。

 

1を基準としており、下記のような関係が成り立ちます。

  • β>1 市場の動きに対する感応度が高い。株価の変動が激しい。
  • β=1 市場の動きに対する感応度は平均的。株価は市場と同程度の変動をとる。
  • β<1 市場の動きに対する感応度は低い。株価の変動は緩やか。

ベータ値が大きければ大きいほど、株価のブレ幅は大きくなります。逆にベータ値が小さければ小さいほど、株価のブレ幅は小さくなります。

つまりベータ値をチェックすることで、その銘柄は市場平均に対してより大きな変動をとるのか、それとも市場平均に対して値動きが緩やかなのかを知ることができます。

一般に景気敏感株といわれている金融、不動産、鉄鋼、海運などはベータ値も大きくなりがちです。逆に、医薬品、食品、嗜好品、電力などのディフェンシブ株はベータ値も小さくなる傾向にあります。

ではベータ値が小さければ小さいほうがよいのでしょうか?そんなことはありません。投資家がどんな目的やリスク許容度で株式投資をするのか次第で、その答えは変わってきます。

 

投資目的に対して、ベータ値の大小をチェックする

たとえば、より大きなキャピタルゲインや値上がり益を狙いたい場合は、ベータ値の大きい銘柄を選ぶことでレバレッジが効くことになります。一方で、あまり大きなキャピタルゲインは狙わず、配当益などのインカムゲイン狙いであれば、ベータ値の小さな銘柄を選ぶことになると思います。

キャピタルゲイン狙いなのに、ベータ値が小さな銘柄ばかりを保有していたとしたら、その目的は達成できないことになるのです。自分の投資目的を明確にしたうえでベータ値をチェックすることが重要です。

 

僕は米国高配当株に対する投資を行っています。この投資の目的は不労所得の獲得です。

僕の場合、米国高配当株投資は完全にインカムゲイン狙い。大きな値動きでキャピタルゲインは狙っていません。よって必然的にベータ値の小さな銘柄を選ぶ傾向になります。

 

こちらの表は僕が持つ米国高配当株と米国高配当ETFのベータ値一覧です。ベータ値が大きい順に並べています。ご覧のように、僕のポートフォリオは市場平均より値動きの小さな銘柄が13となり過半数を超えています。

平均ベータ値は0.76。

インカムゲインの投資なので、これでよいのです。

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リスク許容度に対して、ベータ値の大小をチェックする

投資目的次第で狙うべきベータ値は変わりますが、もう一つの見方があります。それがリスク許容度に対してです。僕のボートフォリオだとベータ値の平均値が0.76。つまり、S&P500などの市場平均に対して約76%程度の値動きに収まることが想定されるポートフォリオといえます。

仮にS&P500指数が半値に暴落したときには、38%程度の下落でおさまる。逆にS&P500が50%暴騰しても、38%程度の上昇におさまると想定されます。

 

僕は米国株と米国ETF投資では大きな値動きよりも着実なインカムゲインを狙っているため、あまりジェットコースターのような値動きは避けたいと思っています(つまりリスク許容度はそれほど高くない)。

よってベータ値は1をある程度下回るラインが心地よいと判断、現在のようなポートフォリオを組んでいます。

 

繰り返しになりますが、大切なことは自分の投資目的やリスク許容度を明確にすることです。これらの軸がないと、何を選んでよいのか株の洪水の中で行方不明になってしまいます。

 

僕の場合、不労所得の獲得が目的であるため、ベータ値0.76が心地よい値であり、そのポートフォリオを組んでいるのです。

読者のみなさんにおかれましてもご自分の投資目的とリスク許容度を明確化したうえで、ベータ値をチェックされることをおすすめします。 

 

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