もるぞうの不労所得1,000万円への道 (米国株・太陽光・不動産投資)

好きなだけ旅することを目指して、不労所得1,000万円を狙います。主に米国株・太陽光・不動産投資を中心にして不労所得を積み重ねます。

強力なブランドを育ててきたP&G【PG】は次のメガブランドをつくれるか?

こんにちは。もるぞうです。

 

僕は第2の収入をつくるために高配当の米国株・米国ETF投資を継続中です。

今日は銘柄分析第11弾。グローバルメガ消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)【PG】を分析したいと思います。

 

まずはこのブランド群をみてください。

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P&Gのブランド群

家庭用洗剤のアリエール・ボールド、消臭剤のファブリーズ、台所用洗剤のJOY、ヘアケアのパンテーン他)、化粧品のマックス ファクター、SK-II、髭剃りのジレット・・・。

すごいブランド群ですね。

どのブランドもCMでよく見ますし、どのドラッグストアやスーパーに行っても必ずおいてあります。

 

P&G【PG】の強みは商品ブランド育成力

P&Gはユニリーバやネスレと並ぶ世界三大一般消費財メーカーです。日本では花王と競合。現在180カ国以上でブランドを展開しています。

 

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の強みはまさにこの商品ブランドラインナップとブランドを育てるマーケティング力です。

逆に言うと、商品ブランド > 企業ブランドという構図になっていて、SK-IIという化粧品ブランドはみんな知っているけど、それがP&Gの商品ということは誰も知らないのではないでしょうか?

 

日本で言えばリクルートがそれに近い企業かもしれません。じゃらんやHotpepper Beuty、Indeedなどの商品ブランドが強く、それをプロデュースしているのがリクルートというのはあまり知られていません。

またこの逆が楽天や資生堂。楽天や資生堂という企業ブランドは誰もが知っていますが、その商品ブランドはあまり目立ちません。

 

このように商品ブランドと企業ブランドのどちらを育てていくのかは企業戦略によって異なります。面白いですね。

 

話はそれましたが、P&Gはこのように商品ブランド育成力の塊のような会社です。毎年巨額の広告宣伝費をかけていることからもそれが垣間見られます。

 

P&G【PG】の基本データ

ティッカー:PG

本社:オハイオ州 シンシナティ

※ワシントンDCから西に約800キロ。隣の都市はインディアナポリスという位置関係。

Beta:0.38

※消費財メーカーらしくBeta値は低めです。

EPS:3.75

配当:1月、4月、7月、10月の年4回

配当利回り:3.6%

 

成長の限界を迎えつつあるP&G

世界中で強力な商品ブランドを展開しているP&Gですが、近年は少し苦しんでいます。

P&Gといえば、毎年増配を重ねている超優良企業ですが、売上は減少傾向、利益もあまり伸びていないために配当性向も近年高止まり傾向です。

何が起きているのでしょうか?


<百万USD>

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売上は近年減少を続けています。

営業利益率を高めるために弱いブランドを中心にブランドの統廃合を進めているのです。

一時は100近くあったブランドが現在は60まで縮小しています。スナック菓子のプリングルスもかつてP&Gが開発した商品でしたがP&Gの食品事業撤退にともない、2012年以降はケロッグが商標権を有しています。また、電池のデュラセルも近年売却しています。

 

このほかにも営業利益率を高めるためのコスト削減が続けられています。

P&Gといえばコカ・コーラと並ぶ世界2大広告主ですが、付き合いのある広告代理店数も6000から2500へ半減させています。

 

そのような中、物言う株主であるネルソン・ペルツ氏が取締役に就任しました。

「効率重視で成長が続くかは疑問」という株式市場の声を代弁した形になっています。

新興国での競合との戦いに苦戦するなど、P&Gは新興国のトレンドをつかんだ商品開発に苦戦しています。巨大企業ゆえの官僚的経営体質が変革を妨げてきたともいわれる状態です。

 

ネルソン・ペルツ氏のもとで、新たな強いブランドは生まれてくるでしょうか?

新しい価値創造が滞ると、P&Gはコストを削減しながら配当を吐き出す会社に成り下がりかねません。

 

僕はP&Gの底力を信じたいと思います。

僕の家では現在、アリエール・ジェルボールの3D洗剤を使っています。

これまでずっと花王のアタックを使っていたのですが最近乗り換えました。

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粉洗剤は入れすぎると洋服に白い粉がたまにこびりついてしまいます。

かといって液体洗剤はこぼれたりするし、入れ替えが面倒なので好きではありません。

そんな中出てきたこの3D洗剤は最高です。洗濯物を入れる前に洗濯機にポンと入れるだけです。最高です。

 

この3D洗剤はイノベーションだと思います。

アリエールでのイノベーションのように、P&Gは今後もきっと次々と新たな商品を生み出し、そしてそのブランド育成力で再び輝いてくれると信じています。

 

 

P&Gは優良企業ですが、成長の限界を予感させつつある企業です。

次のメガブランドを生み出すことを期待しつつ、株主としても応援を続けたいと思います。

僕もP&Gに対しては想いがあるので、今日はブログも長くなってしまいました。