もるぞうの不労所得1,000万円への道 (米国株・太陽光・不動産投資)

好きなだけ旅することを目指して、不労所得1,000万円を狙います。主に米国株・太陽光・不動産投資を中心にして不労所得を積み重ねます。

米ドル建て新興国政府債券ETF【VWOB】は4.5%の高配当ETF

もるぞうです。

 

ETFは個人では投資が難しい金融商品や分散に対して低コストで実現をしてくれる投資家にとっては非常にありがたい存在です。

今回は、バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF【VWOB】を紹介します。

 

 

VWOBを紹介する前に、新興国債権は主に米ドル建てと現地通貨建ての2種類が存在することについて解説します。

 

現地通貨建ては、新興国が自国通貨建てで発行します。現地通貨は通常米ドルよりも信用力が劣ることから、米ドル建てより高い利回りが設定されます。

しかしながら、現地通貨建てとなることで、現地通貨が弱くなる(売られる)と債権価格も分配も米ドルベースでは安くなってしまうことになります。

高い利回りと引き換えに現地通貨のリスクについて、投資家が負うことになるのです。

 

一方米ドル建ての場合、現地通貨の為替リスクは債権発行国がもちます。

投資家は米ドル為替リスクは持ちますが、新興国の為替リスクからは解放されます。

ただし米ドル高になった場合は、発行国は利子支払いのために米ドル高に苦しめられ、結果として返済能力に苦しめられることになりがちです。

新興国現地通貨リスクをもちたくない場合は、米ドル建ての新興国債権を保有するとよいでしょう。ただしその分利回りは下がります。

 

この夏、トルコリラが大暴落してトルコリラ建て債権や投資信託を保有されている方は大きな損を抱えておられると思います。

これがまさに現地通貨建てリスクの顕在化ですね。

新興国通貨は有事の際の弱さが目立ちます。

 

米国が金利を上げたり、なんらかのショックがあるたびに、新興国から先進国(主に米国)へ資金が還流します。

結果、新興国通貨が売られ米ドルが買われることになるのです。

 

<目次>


iシェアーズ 米国不動産 ETF(VWOB)の概要

VWOBのベンチマーク指数は「ブルームバーグ・バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックス」です。

ポイントは米ドル建てということですね。

 

VWOBは米ドル建て債権の集合体なので、現地通貨為替リスクは発行国側が有しています。

その分利回りは現地通貨建てに比較して下がります。

 

僕は新興国の成長力やその将来には期待しています。ただし、新興国の通貨はあまり信用していません。

なので、米ドル建てのETFであるVWOBに投資しています。

 

VWOBが保有する債権の国別比率です。

f:id:moru-zou:20180808125335j:plain

中国が圧倒的に高いシェアをもってますね。

続いてメキシコ、ブラジル、インドネシアと有力な新興国が続いています。8位にはあのトルコもランクインしてますね。

でも今回のトルコリラ暴落は米ドル建てなので本ETFには直接的には関係ありません。

VWOBが持つリスクは、発行国の信用リスクと金利リスク(金利が上がれば価格は下がる)です。

 

尚、同様のETFをブラックロックも出しています。iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券【EMB】です。

僕はブラックロックの株主でもあるので、なぜEMBにしなかったのかと少しだけ後悔しています。

 

iシェアーズ 米国不動産 ETF(VWOB)の基本データ

ティッカー:VWOB

Beta:1.28

分配:毎月

PFFやJNKと同様、毎月分配されます。債権系ETFの特徴ですね。

分配利回り:4.58%

 

iシェアーズ 米国不動産 ETF(VWOB)の価格推移

f:id:moru-zou:20180808125350j:plain

現在価格は下がり気味です。

新興国債権なので、金利リスクが意識されていると思われます。

現在、米国を中心に金利が上昇していますので、債権価格は下降する方向です。

 

これらの価格の波をとらえ、安いときこそ多く買うことを実践することが必要と思います。

安いときに多く買うための機械的な方法をそれぞれの投資家はもっておく必要がありそうですね。

 

iシェアーズ 米国不動産 ETF(VWOB)の今後

OECDによると、今後の成長フロンティアはアジア・アフリカ地域だそうです。

人口増加・GDPの伸び・ミドルクラス(中間層)の増大もアジア・アフリカ地域で実現されていきます。

新興国はやはりフロンティアです。VWOBはこのフロンティアの成長を享受できる可能性があります。

 

ただしVWOBは債権ETFですので、直接的に成長を獲得したい場合は新興国株ETF(たとえばVWOなど)のほうが良いと思います。

VWOBは高配当は望めますが、ETF価格の上昇はあまり期待できません。

インカム狙いの投資家にとっては一考するに価値があると思いますが、成長狙いの投資家にとってはあまり役に立たないETFといえるでしょう。

 

★僕が保有する配当狙いの債権系ETFです。

www.fukusenka.net

www.fukusenka.net

 

★関連ブログ記事です。僕はつみたてNISA枠では新興国成長を直接得たいと考えており、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスを買っています。

www.fukusenka.net