もるぞうの不労所得1,000万円への道

好きなだけ旅することを目指して、不労所得年収1,000万円を狙います。主に米国株投資を中心にして不労所得を積み重ねます。

MENU

【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコは配当利回り5.71%の高配当

今日は【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコの銘柄分析をしたいと思います。

 

タバコ市場の今後や全体感については、前回の記事フィリップ・モリスでまとめたとおりです。

タバコ市場は中長期的にダウントレンドです。

先進国でのタバコ販売数量減を補うべく、各国で単価アップを図ることで全体の売上を担保する構図を確認しました。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンのホームページでも、下記のような将来予測を記述しています。

基本的には喫煙者1人当たりの喫煙本数も、また人口に占める喫煙者の割合も今後は減少して行くと考えています。先進国ではたばこの売上は年々減少していますが、新興市場では人口増や可処分所得の増加によりたばこの販売量は確実に増えることが予想されています。その結果、たばこ市場全体の規模は増加を続けることになります。

(出展:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンHPより)

先進国市場での減少と見込んでいるようですが、新興国市場では可処分所得の増加により販売量そのものが増加すると予測しています。

 

僕は【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコのほかに【PM】フィリップ・モリスを保有しています。米国のみで事業を行う【MO】アルトリアではなく、フィリップ・モリスを選択したのはまさにこれが理由です。

 

実は【PM】より【MO】のほうが配当性向にも余裕があるので、その観点では【MO】のほうが配当株として優れています。しかし米国ではタバコ販売量は確実に減少の一途ですが、新興国では販売量の拡大がまだ見込めるため、新興国を市場として取り込むことができる【PM】を保有することにしました。

 

健康志向との調和が至上命題

f:id:moru-zou:20180923220631j:plain

(出展:ブリティッシュ・アメリカン・タバコHPより)


「ダンヒル」「ケント」「ラッキーストライク」あたりが代表的なブランドです。日本では「ケント」が有名ですね。僕もマルボロ・メンソール・ライトの前はケントの1ミリを吸っていました。あのときはまだ若かったなぁと思います。あの頃、タバコなんか吸わずに、英語などもっと勉強していればよかったなぁと思います。

 

レイノルズ買収で次世代電子タバコ技術を取り込む

2017年1月、米2位のレイノルズ・アメリカンと経営統合することを発表しました。ブリティッシュ・アメリカン・タバコはかつて健康訴訟リスクの高い米国市場を米レイノルズに売却する代わりに、同社株を取得してリスクオフしていました。

 

しかしながら、米国における電子タバコ事業が拡大していることから、この次世代タバコを取り込むべく、レイノルズ株をすべて取得して経営統合することを決めました。

 同社のHPには下記のような記述があります。

Our acquisition of Reynolds American Inc. (RAI) in July 2017, which has transformed both the scale and geographic reach of our business and our portfolio of potentially reduced-risk products, now positions us perfectly to capitalise on this ambition.

(出展:ブリティシュ・アメリカン・タバコHPより)

米国市場と、リスク低減商品の取り込みが狙いと書いてありますね。

 

タバコ業界はマーケットパイが縮小していく産業ですので、今後もマーケットシェアと健康志向との調和のために次世代商品開発のための買収・再編の可能性は十分にありそうですね。

 

Reduced-risk Productsのグローを開発

フィリップ・モリスの「アイコス」だけでなく、ブリティッシュ・アメリカン・タバコもリスク低減商品の開発に躍起になっています。同社は加熱式タバコを開発・販売しています。その名は「グロー」です。

 【PM】の記事で、「アイコス」が【BTI】の「グロー」や、JTの「ブルームテック」に追い上げられていると書きましたが、「グロー」はその名の通り追いかけ成長する立場にあります。

 

ただしこれらの戦いは世界でまだはじまったばかり。紙巻タバコと同様のシェアに落ち着くのか、それともシェアが入れ替わるようなことがあるのか、継続ウォッチが必要です。

 

財務をチェック。配当性向にはまだ余裕あり

<キャッシュフローをチェック>

  • 営業キャッシュフローは、毎年着実に増えていることが望ましい
  • 営業キャッシュフローは、その年の純利益の数字より必ず大きくなければならない。もしそうでない場合は、粉飾リスクあり

f:id:moru-zou:20180916152725j:plain

f:id:moru-zou:20180916152731j:plain

毎年着実に増加しているわけではありませんが、営業キャッシュフローは比較的安定して右肩あがりといえそうです。

営業キャシュフロー>純利益の関係性ですが、崩れています。特に2017年は売上・純利益とも大幅に上昇していますが、これは同年7月に買収完了したレイノルズ業績取り込みの影響です。

 

<営業キャッシュフローマージンをチェック>

  • 営業キャッシュフロー・マージンが15~35%ある会社を狙え

f:id:moru-zou:20180916152752j:plain

営業キャシュフローマージンは30%前後とこちらは文句なしの状態。

 

<配当をチェック>

  • 1株あたり配当額は毎年毎年増加しているか
  • 配当性向は高すぎないか

f:id:moru-zou:20180916152737j:plain

米ドルベースの配当額は2015年・2016年と減少していますが、全体的には右肩あがりです。フィリップ・モリスとは異なり、配当性向は70%前後でまだ余裕があります。

 

基本データ

ティッカー:BTI

本社:ロンドン(イギリス)

ニューヨーク市場にはADRとして上場しています。

Beta:0.76

フィリップ・モリス同様、趣味嗜好品であるため株価は世界経済とあまり連動しません。世界経済の動きよりも各国規制などによって価格が上下します。

EPS:22.16

配当:3月、8月の年2回

モーニングスターによると、2018年は10月と12月にも配当が予想されています。これまでと変わって年4回になったのかどうかはちょっと不明です。

配当利回り:5.71%