チキン投資家もるぞうの不労所得1,000万円への道

好きなだけ旅することを目指して、不労所得年収1,000万円を狙います。チキン投資家としてリスクを抑えた心に優しい運用で不労所得を積み重ねます。

高配当株投資の反省④人間は「損をすること」が本当に嫌い

株式時価に一喜一憂

今年も残すところあと2日。今年の反省は今年のうちにということで、米国高配当株投資の失敗に対して反省を続けています。今日は4日目。そろそろ反省も疲れてちゃいましたが、同じ過ちを繰り返さないためには避けて通れません。

反省ポイント④は人間は「損をすること」が本当に嫌いということです。えぇ。頭では分かっています。株価は上下するの当たり前で、それをいちいち気にしてはならない。配当を再投資して株数を積み上げ続けることでいつのまにか大きな資産になっている。そしてその大きな資産から大きな配当利回りもゲットできる。はい。その通りです。

ですが、頭では分かっていてもできないのが人間のだらしなさというんですかね。僕はしっかり株価の上下に一喜一憂、損をすることにしっかり怯えてしまいました。

 

「損をすること」は「得をすること」の2倍の感情の揺れがある

人間の脳が「損をすること」を極端に嫌うことは、行動経済学の研究で有名なプロスペクト理論で証明されています。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (プロスペクト理論)

仮に100万円を宝くじで当てたとします。もちろんラッキーでうれしいですね、一方で詐欺にあって100万円を失ったとします。100万円を失った心の痛みは宝くじで100万円を当ててうれしい気持ちをすっ飛ばすくらいのインパクトがあります。「損をすること」による感情の揺れは、「得をすること」の感情の揺れのおよそ2倍あると言われています。

これ今回の株式投資でも同じことを経験しました。2018年夏の頃の相場は絶好調で、僕の保有株もいい感じでした。特にマイクロソフトやビザなどは絶好調で大きな含み益(全部で100万円程度)をもっていました。この頃はもちろんプラス損益を心地よく思っていましたが、なんらかのアクションを起こすまでではありませんでした。

一方、11月・12月と、ブリティッシュ・アメリカン・タバコやアップルなどが価格下落するのを見るにつけ、気持ちはどんどんナーバスになっていきました。マイナス損益100万円程度に達したところでガマンできなくなってしまったのです。

プラス100万円とマイナス100万円。絶対額は同じなのに、気持ちの揺れはマイナスのほうがはるかに大きかったことを覚えています。これがまさにプロスペクト理論だったのですね。

 

長期投資するためには、資産価格は見えすぎないほうがいいのかも?

この感情の揺れを乗り越えて、鉄の意志で積立投資を続けること。安くなった株式を追加購入することで株数を増やし、配当原資を最大化することができれば米国高配当株投資はいい投資だといまでも思っています。残念ながら僕のイケてないチキンハートはそのハードルを越えられなかっただけです。

米国高配当株・ETF投資は配当利回り2~5%程度ですね。今回は株価暴落で簡単に20%程度ほど資産価格は下落してしまいました。配当利回り数%なんて一瞬で吹き飛ばされてしまったのです。「ここでグッと耐えてこそ」投資は成功するのですが、人間の「損をするのが嫌だ」という本能は目先の20%の損に耐えられないようにできているようです。株式は市場で取引されているために価格が非常にオープンですが、その見えやすさ分だけ、心を傷つける可能性があります。投資は長期的に市場に居続けることで成功しますが、株価の動きがリアルタイムに分かることは、長期に市場に居続けることを邪魔してしまいますね。

株価など資産価格をあえて見えないようにすること。もしくは、見えてるけど売買が簡単にできないようにすること。この2つがプロスペクト理論の呪縛から逃げられる方策かもしれません。

今回も、チキンハートっぷりが前面に出た結果となりました・・・。