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ストレスフリーの米国ゼロクーポン債投資とは?

ゼロクーポン債とは何か?

ステップ投資法のSTEP1の目指すところは安心・安全の守りの投資。この段階を太陽光発電と米国ゼロクーポン債で埋めようと考えています。今日は米国ゼロクーポン債とは何かについて、簡単にまとめてみます。

ゼロクーポン債とはその名の通り、利率が0%の債権です。保有期間中利率が0%なので利金が支払われることはありません。その代わりに購入時点で大幅に割引された額で購入することができる債権のことを言います。たとえば2048年の償還時に1万ドルのゼロクーポン債があったとします。この債権を2019年に4,200ドルで購入することができます。その差額の5,800ドルが利息代わりとなるのです。

ゼロクーポン債は毎年利息を受け取ることはないので運用中に税金がかからないこと、複利で運用されるため運用効率がよいことがその特徴です。

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ゼロクーポン債。野村證券より。



ゼロクーポン債はストレスフリー投資の代表格

この米国ゼロクーポン債は、償還まで保有すれば米国政府が1万ドルの支払いを約束しています。非常に安全性の高い債権といえますね。償還まで持つという限定付きですが、元本割れの恐怖はありませんし、値動きに一喜一憂する必要もありません。ステップ投資法は心のコントロールを重要視していますが、その土台を固める資産として非常に優れていると思います。

先の例に出した2048年に1万ドルで償還されるゼロクーポン債は利回り3%程度です。たしかに利回りはそこまで高くはありません。ですが、一度証券会社からゼロクーポン債を買っておけば、20年後・30年後に確実に額面を受け取ることができます。安定したキャッシュフローを得たい投資家にとっては非常に使い勝手が良い債権と言えるのではないでしょうか。

 

日本の財政危機に対抗できる

日本人が米国ゼロクーポン債を保有するメリットはもうひとつあります。日本財政危機に対するリスクヘッジです。日本に財政危機が生じるかどうかは誰も分かりませんが、僕個人としては高インフレ程度はあるのではないかと思っています。

日本円が高インフレ(場合によってはハイパーインフレ)を起こすと、円の価値はほかの通貨に対して下落していきます。当然物価は大きく値上がりします。そうなったときに外国建て通貨を保有していることはリスクヘッジになりますね。米国ゼロクーポン債は、いつ来るかどうか分からないが可能性はありそうな日本円高インフレに対抗することもできるのです。

 

長期で持てば、為替差損も怖くない?

外貨建て資産の怖いところは資産そのものの価格変動に加えてドル円の為替の動きがヒットしてしまうことです。購入時点に比べて円安であれば為替差益を得られますが、購入時点より円高になると為替差損を受けてしまいます。円ベースではマイナスになってしまうことも考えられるわけです。

実際はどうでしょう。先ほどの米国ゼロクーポン債は、29年間運用で利回り3%程度です。2019年に4,200ドルで購入したあと、29年後の2048年に1万ドルで償還されます。2019年の為替が1ドル110円の場合、日本円では462,000円で購入となりますね。2048年に1万ドルが462,000円になる為替レートは46.2円です。つまり1ドル=46.2円まで為替が円高にならない限り、円ベースで損はないということです。どうでしょうか。1ドル46.2円という強烈な円高になることはあるのでしょうか。もちろん可能性はゼロではありませんが、そこまで為替差損を気にする必要はないと思います。もちろん円高時に購入するほうが有利であることは間違いありません。

 

弱点は米国のインフレ

米国ゼロクーポン債の弱点は米国におけるインフレーションです。長期に渡って資産を固定し、確定利回りを得ていく性質のため、インフレには非常に弱い性質を持っています。米国が思わぬインフレを起こした場合は、将来の1万ドルは5,000ドルの価値しかないかもしれません。こればかりは避けようがありません。そのためインフレに耐性のある資産を組み合わせていく必要があります。金や商品、そして米国物価連動債などです。これらについてはまた別途の機会にまとめたいと思います。

 

米国債や米国ゼロクーポン債についてより詳しく知りたい方にはこちらの本がおすすめです。林敬一さんの「証券会社が売りたがらない 米国債を買え!」。ストレスフリーのフィックストインカムを推奨する著者が米国債の魅力を余すことなく語っています。少し古い本ですが、現在においてもその考え方は十分に活用できます。