チキン投資家もるぞうの不労所得1,000万円への道

好きなだけ旅することを目指して、不労所得年収1,000万円を狙います。チキン投資家としてリスクを抑えた心に優しい運用で不労所得を積み重ねます。

MENU

グローバル3倍3分法ファンドを買わない3つの理由

インデックス投資家界隈でいま話題のファンドが「グローバル3倍3分法ファンド」です。「株ほど下げずに、株にように上がる」がキャッチフレーズのこのファンド、たしかに面白いファンドで興味深い設計となっています。

株式・REITというリスク資産に加え、債権をその2倍の規模で保有することで、リセッション時の株式・REITの下げを和らげる効果があります。面白いのは日本株式を先物で買付し、余った現金を使って海外債権を先物で買付するという仕組み。その結果として、顧客資産の3倍の投資額を実現していることです。そのため、リセッション時は債権の影響を受けて下げがマイルドに、一方で好況時は株式とREITの力を使って株式並にあがるという仕掛けです。

 

たしかに魅力的なところも多いファンド

このファンド、たしかに魅力的なところも多いです。まず考え方として僕が選択しているレイダリオポートフォリオに似ています。株式・REIT1に対して債権2という比率で保有するなどレイダリオポートフォリオと同じような考え方と思います。

加えていいなと思った点は債権を先物で買付するというやり方です。先物のため、実際に為替リスクにさらされる部分が非常に少なくなっています。通常、リセッション時には金利が低下(債権価格は上昇)しますが、同時にドル安円高になりがちなので、日本円ベースで考えると資産が減少してしまいがちです。ところがこのファンドであれば、先物で債権を保有するため、為替リスクが少なく、リセッション時のドル安円高の影響も受けにくいという特徴を持っています。

そして景況時の株式・REITを持つことによる力強い上昇はやはり魅力的です。下記は3倍3分法ファンドの騰落率を各資産と比較したものです。

f:id:moru-zou:20190603092553j:plain

グローバル3倍3分法ファンド騰落率資産比較(日興AMHPより)

2011年からの8年間のあいだに実に4回も1位の成績をおさめています。3分法(1倍バランス)のちょうど3倍の上昇をしていることが確認できます。この上昇力はやはりうらやましいですね!

 

僕がグローバル3倍3分法ファンドの3つのデメリット

正直僕もかなり食指が動きました。この土日はけっこう購入を考えるところまでいったのです。それでも今回購入は見送りました。その理由は次の3つです。

 

株ほどではないにせよ、リスクは大きい

f:id:moru-zou:20190603093128j:plain

グローバル3倍3分法ファンドリスク・リターン(日興AMHPより)

リスク・リターンを比較すると、たしかに「株より下げずに、株のようにあがる」ことが分かります。特にリターンの高さは目を見張りますね。リスクは16%。たしかに株式のリスク18%よりは低いのですが、十分高いリスクだと思います。最大ドローダウンは実に▲52.8%です。債権を持っていても下げるときにはそれなりにガツンと下げてしまいます。50%も値を下げるのは一瞬の出来事とはいえ、その下落に心が耐えられるかどうか・・・。リスク許容度が低い僕のようなチキン投資家には「無理!」だと思います。

 

ファンドが日本株・日本国債を保有している

f:id:moru-zou:20190603093647j:plain

グローバル3倍3分法ファンド保有資産(日興AMHPより)

こちらがグローバル3倍3分法ファンドの保有資産です。先物でレバレッジをかけているため、全部で300%になっていますね。そのうち日本株が20%、日本ERITが20%、日本国債が40%となっていて、80%/300%が日本資産となっています。人的資本・金融資本とともに日本資産をすでに多く持っているため、これ以上金融商品で日本資産を保有したくないと思っています。

 

運用期間が10年間と短い

いちばん引っかかったのが償還日が近いということです。償還日は2028年9月21日と設定されています。10年の運用期間ということですね。最終的にどうなるか分かりませんが10年で償還となってしまうのは少し短いかもなと感じてしまいました。

 

たしかに魅力的なファンドなのですが、僕にとっては合わないファンドかもしれません。爆上げはたしかに魅力なのですが、それであればリセッション時にレバレッジをかけた株式100%のETFとかのほうが爆上げは享受できるかもなと。。。きっとそんなことはできないので、こういうファンドができたのだと思います。

爆上げのおいしさにはよだれが出ますが、リスク許容度の低い自分をしっかりと思い起し、リスクをおさえながらミドルリターンを狙うレイダリオポートフォリオで頑張っていきたいと思います。